千年画廊「どこでもアート」東北訪問記をアップしました。

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千年画廊が被災地入り、どこでもアートの配布を行いました。



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■バスアート200枚、和光市の松本市長に託し、大船渡へ

7月11日午前9時、千年画廊のスタッフは埼玉県和光市役所に、松本雄洋市長をお尋ねし、
岩手県大船渡市の仮設住宅にお配りする「どこでもバスアート」200枚を託しました。
被災地とのパイプを持たない私たち、なんとか心の安らぎを伝えたいと思いつてをたどってようやく松本市長にたどりついたのです。この場で、改めて謝意を表するとともにその時の模様を、記憶のまま再現いたします。


和光市の松本市長(左)に大船渡市への
バスアートを託す千年画廊続木担当
(画像をクリックすると画像が大きく表示されます)

千年画廊
今回は、私どものどこでも貼れる「バスアート」を大船渡市の被災者の方々に届けていただくことになり、誠にありがとうございます。

松本市長
こちらこそ、ありがとうございます。木曜日から大船渡に入るので、本当に助かります。生活用品だけでなく、このような絵や写真を仮設住宅にお配りできるのは素晴らしいことです。

千年画廊
和光市と大船渡市とは姉妹提携都市かなにかなのですか?

松本市長
いえ、和光市は被災地域の都市とは姉妹提携関係がなく、一対一の支援をしようと探していたんですが、6月になってようやく大船渡市に決まったんです。

千年画廊
どのような支援を?

松本市長
義捐金の支給事務を担当しています。全国から集まった義捐金をお配りするのですが、現地では職員が足りずに困っているのです。

千年画廊
和光市は被災民を、例えば廃校になった学校や体育館などに受け入れたりはしていないのですか?

松本市長
和光市には廃校は一校もないのです。個人の方が、空いている住宅を被災民に提供しているケースがあり、市としては電気代などの光熱費を負担しています。

千年画廊
財源はどうするのですか?

松本市長
国が交付金を出してくれるはずなのですが、何しろ民主党政権は決まるのが遅くて、
ひょっとしたら話が違ってくるかもしれません。
予備費で対応していますが、万が一、国からお金が来なくなっても、市民の皆さには理解いただけると思います。

千年画廊
私たちも、この3連休に、東松島に入ります。築地の働く女性の会のお世話で、一緒に現地に入り、絵を配ったり、感想を聞いてきたりしたいと思います。仮設住宅に住めるのは2年と聞いていますので、バスアートは剥いでも全く跡が残らないので、ぴったりだと思います。市長、よろしくお願いいたします。

松本市長     
力を合わせて、被災のために頑張りましょう。





■千年画廊スタッフは、NPO法人の金子会長以下4人+1人が、福島県いわき市在住の画家、山本伸樹氏とともに16、17、18日の三連休を利用して被災地に入りど、こでもバスアートを配布してまいります。その模様は、また、紹介させていただきます。